肉ばなれ:筋間中隔・筋腱移行部 → 遠心性収縮期に多い
好発部位:ハムストリングス(大腿屈筋群)・腓腹筋・背筋 (筋痙攣の好発部位と同じ)
筋打撲:筋組織実質
好発部位:大腿前面・上腕 → 骨化性筋炎になる可能性 → 筋の単独損傷でも損傷時の血腫が原因となって骨化性筋炎が発生する。
疲労性筋損傷
病的筋損傷
開放性・閉鎖性筋損傷:創部と筋損傷部とに外部の交通があるかないか。開放性は感染のリスクが著しく増加する。
筋ヘルニア:筋繊維が筋膜を突き破る。皮下に触知できる。
好発部位:上腕屈筋・下腿後面・大腿内転筋
筋損傷の程度による分類
筋損傷の治癒:筋肉は血流が豊富。繋がりは早い。しかし、瘢痕化するので固く(硬く)なる。
※「外傷性〜筋損傷」と聞かれたら「正常な筋に対しての損傷」
神経の損傷部(軸索の損傷)より遠位の軸索や髄鞘が変性に陥ること。体細胞からの栄養が行き届かなくなる為。サンダーランド第Ⅰ度では、ワーラー変性は生じない。おおむね48時間以内に遠位は全て変性に陥る。
神経再生の臨床所見。傷害された神経を中枢から末梢へ叩打していくと、ある点で神経支配領域に放散痛やしびれを感じることがある。
医療において、医療担当者が十分な説明をし、医療を受ける側が十分に理解し、納得したうえで同意することをいう。具体的には、医療を行う者の説明を受け、医療を行う者と受ける側が納得できる医療内容を共に形成していこうというプロセス。
【初期評価】