体温とその調節:生理学|柔道整復師国家試験:過去問|柔道整復師を目指す学生の国試・学内試験対策

体温とその調節:生理学|柔道整復師国家試験:過去問

以下の問いに答えなさい。

問1成人健常者において最も体温が高くなる時間帯はどれか。

夕方(午後3〜6時)
深夜(午後11時〜午前2時)
早期(午前3〜6時)
昼(午前11時〜午後2時)
 
問2暑熱順化について誤っているのはどれか。

皮下脂肪増大
発汗量増大
皮膚血流量増大
代謝量低下
 
問3体温調節に関与しないのはどれか。

皮膚血管運動
アポクリン腺
非ふるえ産熱
視床下部
 
問4体熱の放散に関与しないのはどれか。

不感蒸泄
皮膚血管拡張
発汗
ふるえ
 
問5体熱産生に直接関与しないのはどれか。

発汗
ふるえ
基礎代謝
特異動的作用
 
問6発熱状態から解熱する際に見られるのはどれか。

皮膚血管の拡張
立毛筋の収縮
ふるえ
アドレナリンの分泌増加
 
問7発汗について誤っているのはどれか。

汗腺に興奮を伝えて発汗を起こさせるのは汗腺に分布する交感神経である。
温熱性発汗は一定の潜伏時間をおいて全身の皮膚に同時に起こる。
日常生活に見られる発汗には間脳の視床下部にある発汗中枢が関与する。
精神感動時には手掌、足底および腋窩における発汗が著しい。
 
問8低温に曝露されたときに起こるのはどれか。

立毛筋の収縮
発汗
代謝低下
皮膚血管拡張
 
問9正しいのは★とどれか?

★水分蒸発による熱放散は発汗により増加する。
体熱の産生と放散とは中脳にある中枢により調節される。
皮膚からの熱放散は体温付近では主に放射による。
筋の緊張の増加は体熱の増産の効果が大きい。
 
問10マクロファージが分泌する内因性発熱物質はどれか。

インターフェロン
アセチルコリン
アドレナリン
インターロイキン1
 
問11高温環境での体温調節に有効でないのはどれか。

不感蒸泄
視床下部温ニューロンの活動
エクリン腺発汗
対向流熱交換系
 
問12常温で熱放散量が最も多いのはどれか。

蒸発
輻射
対流
伝導
 
問13常温で体熱放散の割合が最も多いのはどれか。

輻射
伝導
蒸発
対流
 
問14精神性発汗が起こらないのはどれか。

腋窩
手掌
足底
 
問15体熱の産生に関与しないのはどれか。

褐色脂肪組織の代謝。
温熱性発汗。
甲状腺ホルモンの作用。
皮膚血管の収縮。
 
問16体温で正しいのはどれか。

腋窩温は直腸温より高い。
月経周期で卵胞期に高くなる。
一日のうちで正午頃が最も高くなる。
食事後30〜90分に高くなる。
 
問17体温について誤っているのはどれか。

月経周期では卵胞期に高くなる。
1日の中では夕方に高くなる。
殻(shell)の温度は温環境で高くなる。
食事後30〜90分に高くなる。
 
問18発熱作用がないのはどれか。

インターロイキン1
交感神経活動増大
温ニューロン活動促進
プロスタグランジン
 
問19誤っているのはどれか。

温熱性発汗は全身で起こる。
熱産生が最も多いのは骨格筋である。
放熱機能が不足するとうつ熱になる。
1日のうちで最も体温が高いのは午後3〜6時である。
 
問20発熱を起こさないのはどれか。

プロスタグランジン
インターロイキン1
細菌毒素
コレシストキニン
 
問21精神性発汗が起こりやすいのはどれか。

大腿
腹部
背部
手掌
 
問22気温25℃で体熱放散の割合が最も多いのはどれか。

蒸発
対流
輻射
伝導
 
問23発熱物質はどれか。

プロスタグランジン
コレシストキニン
アセチルコリン
エリスロポエチン
 
問24体温の調節について誤っているのはどれか。

外気温が35℃以上では水分の蒸発だけが調節作用として有効である。
外気温が下がり臨界温度以下になると甲状腺ホルモンやアドレナリンの分泌が低下する。
43℃以上の高体温が数時間続くと蛋白質の変性が起こり生命に危険が生じる。
体温調節中枢は間脳の視床下部にある。
 
問25体温調節に関係しないのはどれか。

交感神経
視床下部前部
対向流熱交換系
手掌の汗腺
 
問26体熱の産生に関与しないのはどれか。

プロジェステロン
サイロキシン
アドレナリン
パラソルモン
 
問27非ふるえ熱産生が顕著に見られるのはどれか。

血管平滑筋
褐色脂肪組織
骨格筋
甲状腺
 
問28解熱時の変化で誤っているのはどれか。

皮膚血管の拡張
アドレナリン分泌の増大
発汗の増大
筋緊張の低下
 
問29無風の高温環境下で、最も重要な体熱放散機構はどれか。

対流
蒸発
輻射
伝導
 
問30体温を下げるときに現れるのは★とどれか?

発汗
★皮膚血管の拡張
アドレナリン分泌
ふるえ
 

 
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